伝統的な織物を用いた日用小物をカスタムオーダーで

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The Story Behind KURUME-KASURI

伝統的な織物の背景にあるストーリー

久留米絣

KURUME-KASURI Textile

久留米絣の織元、野村織物での製織風景
久留米絣織元 野村織物での製織風景

#01

1人の少女によって考案された久留米絣

久留米絣は綿織物の中でも広島の備後、愛媛の伊予と並ぶ三大絣(かすり)の一つと称されます。
旧久留米藩の江戸末期(1800年頃)、井上伝という一人の少女が、
木綿の生地を織る前に糸を染め分けて絵柄を織り出す方法を考案し、
爆発的な人気を博したことが久留米絣の基礎を築きました。

#02

「かすり」と呼ばれる訳と繊細な技術

井上伝が考案したといわれるのは、綿の糸を染めるときに一定の間隔で糸を縛り(くくり)、
その縛られたところが白く残ることを利用して染め分けるという方法です。
その糸を使って製織する際に生じる微妙な誤差がかすれた様に見えるつため、
絣(かすり)とよばれるようになったと言われます。
緻密な計算と染色・製織の技術により初めて織物になる久留米絣は、
綿の地合が生み出す風合と相まって独自で素朴な雰囲気を帯びています。

 「くくり」により染め分けられた綿糸

「くくり」により染め分けられた綿糸

#03

木綿のルーツと久留米絣

また木綿は日本古来のものではなく、
インドで2000年以上前から栽培されていたものが中国に渡り、
八世紀に日本に渡ってきたものが江戸期になってはじめて一般に普及を始めたと言われます。
当時は藍染が主流で、丈夫で色落ちしにくく、主に庶民の日常衣料として用いられました。
久留米絣はその普及の過程でデザイン面で新たな息吹を吹き込んだと言えます。